美貌の果実 (白泉社文庫) 価格: 550円 レビュー評価:5.0 レビュー数:12 なぜかお盆の時期しか漫画を読むのが許してもらえなかった子供の頃、 初めて買った「花とゆめ」に載っていたのが巻頭の「愚者の楽園」。 そこからどっぷりカーラ教授ワールドにはまってしまいました。 カーラ教授ワールドは淡いけど独りよがりじゃない恋心(いちお少女 漫画なのに、でもそれはメインの話題じゃない)とか何となく自分自身 にも距離を置いて冷静に観察している感じとか、何年経っても読み返せ る貴重な漫画と言えましょう。 「森には真理が落ちている」なんかよく考えたらSFじゃん、とか思う |
美貌の果実 (花とゆめCOMICS) 価格: 400円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 「美貌の果実」・・・社長という重責を背負いながら傷を持つ貴さん。葡萄の精によって、彼の傷は娘と言う宝物を再度取り戻す事で癒えていく。 「愚者の楽園」・・・8月はとぼけているという副題通り、どこかとぼけている主人公だが、彼女はそれなりに真剣に生きている。 人は自分の居場所を捜すために苦労するものだが、麻子さんは「日本脳炎、いや日本農園」に居場所を見つけた。 そして私の好きな「大地の貴族」。人間誰しも苦しい事はある。それを乗り越えるための代償をどこかで支払わなければならない。 倉沢君はその代償をしっかり払い、自分を見失わなかった。それを気づかせてく |
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