あさきゆめみしPerfect Book―大和源氏の世界を徹底解析 (別冊宝島 (880)) 価格: 1,000円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 画集は現在手に入れるのが困難な為、値段もお手頃で楽に手に入るこの本を購入しました。 カラーイラストは本当にとにかく、美麗の一言に尽きます! 大和和紀先生の各イラスト(何枚かですが)についての解説も付いています。 この時代の貴族の生活についても易しく知ることが出来て素晴らしい本です。 ただ、読み解き辞典の宇治十帖編の年表で薫の年齢である筈の箇所が間違って夕霧と書いてあるので夕霧が宇治編の最初で14歳と…笑 しかし上に書いたのは細かい間違いなのでそんなに気になりませんし、全体的に見て私はこの本は価格以上の価値があると思いました^^ |
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あさきゆめみし―源氏物語 (11) (講談社コミックスミミ (329巻)) 価格: 410円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 「あさきゆめみし」この巻からは、宇治十帖が始まります。光源氏の子孫であり、出生の秘密に悩む薫の君、自由奔放な匂の宮と、宇治の橋姫と言われる大君・中の君の恋物語。 また、この宇治十帖には、夕霧や明石の中宮、冷泉帝など第一帖での登場人物も出てきています。 大君は儚げな美しさ、中の君には華やかな愛らしさがあり、薫の君には静かな美しさ、匂の宮には突き抜けるような明るさなどそれぞれ違った美しさを持っています。個人的には私は薫に好感が持てましたね。大君の妹の中の君へ思いやりにも心を打たれました。光り輝く源氏の子孫達が織り成す、美しい世界をあなたも味わってみては? |